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痔ろう(痔瘻)ってどんな病気?痔ろうの症状や原因についてご存知ですか?

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痔ろうの症状について。

「おしりが腫れてとても痛い」、「熱がある」、「ただの痔だと思って市販の薬を使っているが改善しない」…。

このような症状が続く場合は、痔ろうである可能性があります。

いわゆる「あな痔」とも呼ばれる、痔ろうは、発熱や痛みを伴う非常に辛い病気でもあります。また、放っておくとがん化する恐れがあります。早めの診療で状態を見極め、手術をすることで、早期での完治が見込めるため、気になる方は早めに医師に相談しましょう。

それでは、今回は痔ろうについて理解し、その原因や治療方法について解説していきたいと思います。

・痔ろうの症状

冒頭にも挙げましたが、痔ろうの症状は肛門周辺のかゆみや違和感に加え、肛門から膿(うみ)が出てくるなどの症状が現れる場合があります。また、排便時以外にも持続的な痛みが続く場合は痔ろうの可能性が考えられます。また、体全体が発熱し、高熱に至ることもあるので決して「たかがお尻の病気」とあなどってはいけないのです。

・痔ろうの初期症状

痔ろうの初期症状として多いのが、肛門部周辺のしこりや、痛み・かゆみなどです。この肛門部の膿を放っておくと、皮膚の上からも分かるぐらいの大きさになってしまいます。これが「肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)」と呼ばれるもので、痛みが出たり、高熱を伴うこともあります。後ほど解説しますが、放っておくと体内に膿が溜まっていくことになるので、より悪化してしまい、がんの原因につながる可能性もあります。そのため、早期での治療が必要となるのです。

痔ろうの原因を解説します

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・どうして痔ろうになってしまうのか

痔ろうとは、体内にある直腸から、肛門周辺の皮膚がトンネルのように繋がってしまった状態を指します。このようなことが起こってしまう原因は、大腸菌などの「細菌」です。体調不良や食中毒などで、下痢が続いている場合、下痢の中にいる細菌が、「肛門腺」と呼ばれる箇所に入り込んでしまいます。

この肛門腺は、小さなポケットのようなものなので、通常であれば、硬い便が入り込む可能性は少ないです。しかし、下痢のように液体状の便が続く場合は、この肛門腺に菌が入り込む可能性が高くなります。また、体調不良で身体の抵抗力が弱っている時には、この肛門腺に入り込んだ菌が悪さをするようになります。

このような流れで菌に感染し、化膿すると膿が溜まってしまいます。(白血球などが菌とたたかった後の死がいなどが膿です。)これが肛門周囲膿瘍と呼ばれる状態です。

肛門周囲膿瘍のすべてが痔ろうにつながるわけでありませんが、この状態を放置しておくと、化膿が進み、やがて肛門部周辺の皮膚にまた達してしまう危険性があります。この状態が「痔ろう」で、肛門の内部と肛門周辺が道でつながってしまった状態です。

痔ろうになると、椅子に座れないほどの痛みが起きることもあります。とはいえ、痛みを訴えるのは、痔の患者さんのなかでも2割ほどです。

しかし、痛みがないからといって油断は禁物です。痔ろうを放っておくと、膿が下着を汚してしまうなど生活面でもストレスが大きくなります。

また、膿が自然に流れ出て、いったん症状が落ち着くこともありますが、前述のとおり、菌が入り込むのは体内からなので、再び細菌に感染するリスクはなくなりません。この場合、また化膿をしてしまい、痛みや発熱の原因となってしまいますし、身体に大きな負担がかかってしまいます。

まれな病気ではありますが、クローン病(消化器官の内壁に慢性的な炎症や潰瘍が起こる病気)を持っている患者さんの場合、痔ろうを引き起こす可能性があるので、注意が必要です。


・予防方法

痔ろうの予防は難しいのが現状です。そのため、痔ろうが見つかった場合、どれだけ早く治療(手術)をして、正常な肛門機能を取り戻せるかが重要となります。

一度、痔ろうになった場合、自然治癒する可能性は低く、中には、内部に複数のトンネルが出来上がった状態に陥ってしまう患者さんもいます。こうなると、治療は難航し、完治が遅れてしまいます。

また、性別や年齢問わず、誰にも起こりうるのが痔ろうです。食生活など、ふだんの生活習慣を整えることはもちろん大切ですが、肛門周辺に異常を感じた際には、すぐに近くの肛門科などを訪れ、検査してもらうのが理想的です。

もし痔ろうになってしまったら、速やかにご来院ください

白衣を着た医師

このように、「痔ろうかな?」と思った段階で、早めに受診することが大切です。それでは、治療方法についても知っておきましょう。


・痔ろうの治療方法

痔ろうが見つかった場合、根本的な解決方法は「手術」しかありません。手術で直接、できあがってしまった道を取り除くことで、早期に肛門周辺を健康に保つようにする必要があります。

現在、痔ろうの手術は日帰りでもできるので、まずは気軽な気持ちで診療を受けることをおすすめします。

痔ろうの手術では、まず治療すべき患部を確認します。痛みがない場合でも、膿が出ている箇所があれば診断を下すことができます。また、痔ろうの道を把握するうえで、エコーやMRIを使用する場合もあります。

それから、患部を切開し、膿を取り出します。そして、つながってしまった道を取り除き、細菌の侵入を防ぎます。この際、局所麻酔を行うため、手術中に大きな痛みを感じることはありません。

また、痛みに敏感な人には、局所麻酔のほか、静脈麻酔も行なっています。文字通り、静脈から麻酔薬を注入する方法で、術中は完全に意識がなくなります。眠っているあいだに手術が終わっているようなイメージです。

痔ろうの手術後は、再発していないか、再度医師による確認が必要です。生活に支障出ないと判断した場合は治療終了となります。

繰り返しになりますが、痔ろうは手術なしでは完治しない病気なので、あと延ばしにせず、QOL(生活の質)の維持のためにも早めに手術を受けることをおすすめしています。排便機能を担う肛門を早めにケアしておくことで、後々のトラブルも防ぐことができます。

・放置してはいけない理由

痔ろうを放っておくといけない理由はほかにもあります。それは「痔ろうがん」のリスクです。「まさか、痔ががんになるなんて」と驚く方も多いかもしれませんが、痔ろうは早期での治療で取り除く必要がある病気なのは、悪性腫瘍に変異する可能性があるからなのです。

痔ろうがんは、化膿した部位を放置しておくと、その箇所が悪性化して起こる病気です。いくつか種類のある痔のなかでもがん化する可能性のあるのが痔ろうなのです。もちろん、すべての痔ろうが、痔ろうがんに発展するわけではありませんが、「10年以上痔ろうが続いている」など、長期間に渡って症状がある場合は、注意が必要です。今までと痛みが違ったり、膿の色や質が変わったことで診療を受けたらがん化していた、というケースもあります。

痔ろうは、決して1本の道ではなく、内部で複雑化しているケースもあります。こうした痔ろうは放置しておくと、痔ろうがんになる可能性がより高まるため、早期での治療が不可欠となります。

痔ろうがんになると、命にかかわるのはもちろん、肛門や直腸を全て切除しなければいけない可能性も出てくるため、日常生活にも大きな影響を及ぼします。

そうなる前に、痔ろうのうちに膿を取り出し、治療を終了しておくことが、命を守るうえでも大切なのです。ぜひ、早めの受診を心がけてください。

肛門治療

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